健康ペディア
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ショウガでポカポカ
最近、注目を浴びているショウガ。昔から世界中で香辛料や生薬として広く使われてきました。
日本でも、風邪のひきはじめには、ショウガ湯を飲んだり、薬味として使われたりしてきました。
ショウガには、血行促進作用、殺菌効果、胃の働きを助けたりとさまざまな効能があり、
重宝されてきたのです。
ショウガを上手に取り入れて、元気な毎日を送ってください。
からだぽかぽかには・・・
●ショウガ紅茶・ココア
紅茶やココアにすりおろしたショウガをいれる。
●はちみつショウガ
すりおろしたショウガをお湯で割り、ハチミツやメープルシロップでお好みの味に。
●ショウガ風呂
一握りのショウガをすりおろし、絞り汁をお風呂に入れる。または、スライスしたショウガを布袋に入れる。
もみながら入ると良い香りです。
●ショウガ湿布
ショウガをすりおろし、絞り汁を8倍程度に薄め、タオルやガーゼをその絞り汁にひたして、患部にあてる。 -
ストレス解消法
現代の高度情報化時代に生きる私たちは、ストレスの中で生活して
いると言っても過言ではありません。ある調査によれば全体の
55%の人が「精神的疲労やストレスを感じている」と言われます。
そこで今回のテーマは「ストレス解消法」です。
私たちの生活環境は日々大きく変化し、多くのストレス要因が
存在しています。それらは、社会的問題や対人関係、生活環境
などによって現れてきます。このストレスがたまると自律神経や
ホルモン分泌に変調をきたし、うつ病などの心の病気だけでなく、
心身症などのからだの病気にもなってしまいます。「心臓神経症」は
その典型的はパターンです。
そのためにはストレスを上手に発散して、すっきりした毎日を
送りましょう。仕事の合間にも気分転換やリラックスをする時間を
とり、余暇にはスポーツを楽しみ、出来るだけ穏やかな生活を
送るように心掛けることが何よりも大切です。
ストレスに対する抵抗力もつけましょう。睡眠を十分にとり、
暴飲暴食を慎み、嗜好品、刺激物を控えるようにしましょう。
それでは、日頃から簡単にできるストレス対策をご紹介。
■朝食をとる
朝早めにおきて、朝ご飯はしっかり取りましょう。
疲れにくくなります。
■プチ休憩をする
疲れたら休憩しましょう。お茶を飲んだり、エクササイズしたり、
10-15分のお昼寝も効果的です。
■挨拶を大きな声でする
挨拶は人間関係を良くする第一歩です。気持ち良く挨拶しましょう。
また、すみませんではなく、ありがとうを多用しましょう。
■笑う
笑うと心が軽くなります。また、泣きたくなったら我慢せずに
大泣きするとすっきりします。
■良いこと日記をつける
ついてないな・・・と感じる日が続いたら、楽しかった事を中心に
日記を書いてみましょう。
■通勤で使う道を変えてみる
違う道を歩いてみると、気分転換になります。
音楽を聴きながら歩くのも良いですね。
■植物を育てる 最近、プチ盆栽が流行っていますね。
ストレスをすっきり解消して、健やかな毎日を送ってください。 -
風邪を引いた時の食事について
風邪の症状は、クシャミが連続して出る、鼻水が出る、のどが痛い、せきが出る、熱もないのに身体がゾクゾクする、というように1人1人症状が違います。 風邪かな、と心配になったら、まず身体を温かくすること。入浴はやめて、牛乳やレモン汁を温かくして飲みましょう。ショウガをすりおろした搾り汁に蜂蜜、刻みネギ、柑橘類を加え、熱湯でのばして飲むのも良いでしょう。身体の芯から温かくなります。
次に食べ物としては、鍋物、特にチリはおすすめです。また、大根おろしやみじん切りの生ネギにゆずの搾り汁を加えたものとか、湯豆腐、茶碗蒸し、鍋焼きうどん、山かけそば、釜揚げうどん、シチューなどは身体が温まります。また、ビタミンC源のミカンやイチゴもGOOD。熱燗の日本酒、卵酒、ホットウイスキー良いでしょう。 ただし、適量で。
しかし、なんといっても、保温と安静が第一ですよ!
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お疲れ様の胃腸に梅醤番茶
お正月明けのこの時期、胃腸の調子がどうもおかしい、疲れやすい、下痢をする・・・など、
体調不良がでやすいものです。そんな時には、梅醤番茶がお薦めです。【梅醤番茶の作り方】
材料 梅干 1個
純正醤油 大さじ1杯
生姜汁 2滴
三年番茶
①湯のみ茶碗に種を抜いた梅干を入れる
②お箸で突いてよく練る
③醤油を加えてさらに練る
④生姜汁を2滴おとし、熱い番茶を注いでかき回すひどい下痢症状には、梅醤番茶に葛を、風邪をひいて咳が出る時や、喘息の発作のひどい時には、
蓮根粉を入れてみてください。食前か空腹時にお召し上がり下さい。梅醤番茶は、血行を促進し、身体を温めてくれます。
二日酔いで頭がガンガンする時にもお薦めです。味加減はお好みで濃くしたり薄くしたりしてください。
お子様には、4~5倍に薄めたほうが良いでしょう。l 七草がゆを食べて無病息災!
1月7日といえば七草がゆ。ではなぜこの日に七草がゆを食べる習慣があるのでしょうか?
新年の祝膳で弱った胃を休め、平常の食生活に戻す区切りとして、というのが一般的なもののようです。
しかし、江戸時代には正月七日を「人日」といって五節句のひとつになっていました。
この日に七草がゆを食べ、邪気をはらい万病を防いだという中国の古い風習が伝わったもののようです。
今でこそ野菜を季節、旬を問わず食べる事ができますが、元々は青菜の不足しがちな時期であり、
その補充を忘れないための古人の優れた知恵といえます。
1月7日には是非みなさんもお試し下さい。 -
「笑い」の力
「笑う門には福来る」―いつも笑顔で暮らしている人の家には自然と幸せがやってくるーと昔からよく言われます。最近では、医学の分野でも、笑いが健康に与える影響についての研究が進み、さまざまな病気の予防や改善に役立つことが科学的にも証明されてきています。
1.免疫力を向上させる
「笑う」ことで、ガン細胞やウィルスを撃退する働きをもつナチュラルキラー細胞が活発に働き、外敵に対して強い体をつくります。ナチュラルキラー細胞の活性は、笑顔を作るだけでも高まるらしいので、笑顔を絶やさないようにニコニコしているようにしましょう。2.自立神経の調整
人間の体には、怒りや不安などストレスを司る交感神経と、笑いや楽しさを司る副交感神経の2つからなる自立神経がありますが、「笑う」ことは、この副交感神経の働きを活発にします。副交感神経は、安らぎ・安心を感じた状態のときに優位で、副交感神経が優位な状態が続くとストレスが解消され、リラックス効果を生み出します。また、リラックスしているときには、アルファ波が多く出て集中力、記憶力も高まります。3.血行促進
「笑い」は呼吸量を増大させ、複式呼吸を促します。酸素をたくさん取り込むと、血行を促し、新陳代謝が活発にします。大笑いは腹筋や横隔膜を鍛え、内臓マッサージ機能を果たし、老廃物を外に排出します。4.美肌効果
笑いすぎるとほっぺたが痛くなりますね。笑うと、顔や首の筋肉を使います。頬のラインがきれいになります。また、リラックスできているときはお肌の調子も良くなります。今日、何回笑いましたか? 最近、笑顔になっていますか?疲れたなと感じたら、笑顔を心がけてみましょう。きっと楽しい毎日が待っています。