健康ペディア
-
風邪を引いた時の食事について
風邪の症状は、クシャミが連続して出る、鼻水が出る、のどが痛い、せきが出る、熱もないのに身体がゾクゾクする、というように1人1人症状が違います。 風邪かな、と心配になったら、まず身体を温かくすること。入浴はやめて、牛乳やレモン汁を温かくして飲みましょう。ショウガをすりおろした搾り汁に蜂蜜、刻みネギ、柑橘類を加え、熱湯でのばして飲むのも良いでしょう。身体の芯から温かくなります。
次に食べ物としては、鍋物、特にチリはおすすめです。また、大根おろしやみじん切りの生ネギにゆずの搾り汁を加えたものとか、湯豆腐、茶碗蒸し、鍋焼きうどん、山かけそば、釜揚げうどん、シチューなどは身体が温まります。また、ビタミンC源のミカンやイチゴもGOOD。熱燗の日本酒、卵酒、ホットウイスキー良いでしょう。 ただし、適量で。
しかし、なんといっても、保温と安静が第一ですよ!
-
お疲れ様の胃腸に梅醤番茶
お正月明けのこの時期、胃腸の調子がどうもおかしい、疲れやすい、下痢をする・・・など、
体調不良がでやすいものです。そんな時には、梅醤番茶がお薦めです。【梅醤番茶の作り方】
材料 梅干 1個
純正醤油 大さじ1杯
生姜汁 2滴
三年番茶
①湯のみ茶碗に種を抜いた梅干を入れる
②お箸で突いてよく練る
③醤油を加えてさらに練る
④生姜汁を2滴おとし、熱い番茶を注いでかき回すひどい下痢症状には、梅醤番茶に葛を、風邪をひいて咳が出る時や、喘息の発作のひどい時には、
蓮根粉を入れてみてください。食前か空腹時にお召し上がり下さい。梅醤番茶は、血行を促進し、身体を温めてくれます。
二日酔いで頭がガンガンする時にもお薦めです。味加減はお好みで濃くしたり薄くしたりしてください。
お子様には、4~5倍に薄めたほうが良いでしょう。l 七草がゆを食べて無病息災!
1月7日といえば七草がゆ。ではなぜこの日に七草がゆを食べる習慣があるのでしょうか?
新年の祝膳で弱った胃を休め、平常の食生活に戻す区切りとして、というのが一般的なもののようです。
しかし、江戸時代には正月七日を「人日」といって五節句のひとつになっていました。
この日に七草がゆを食べ、邪気をはらい万病を防いだという中国の古い風習が伝わったもののようです。
今でこそ野菜を季節、旬を問わず食べる事ができますが、元々は青菜の不足しがちな時期であり、
その補充を忘れないための古人の優れた知恵といえます。
1月7日には是非みなさんもお試し下さい。 -
「笑い」の力
「笑う門には福来る」―いつも笑顔で暮らしている人の家には自然と幸せがやってくるーと昔からよく言われます。最近では、医学の分野でも、笑いが健康に与える影響についての研究が進み、さまざまな病気の予防や改善に役立つことが科学的にも証明されてきています。
1.免疫力を向上させる
「笑う」ことで、ガン細胞やウィルスを撃退する働きをもつナチュラルキラー細胞が活発に働き、外敵に対して強い体をつくります。ナチュラルキラー細胞の活性は、笑顔を作るだけでも高まるらしいので、笑顔を絶やさないようにニコニコしているようにしましょう。2.自立神経の調整
人間の体には、怒りや不安などストレスを司る交感神経と、笑いや楽しさを司る副交感神経の2つからなる自立神経がありますが、「笑う」ことは、この副交感神経の働きを活発にします。副交感神経は、安らぎ・安心を感じた状態のときに優位で、副交感神経が優位な状態が続くとストレスが解消され、リラックス効果を生み出します。また、リラックスしているときには、アルファ波が多く出て集中力、記憶力も高まります。3.血行促進
「笑い」は呼吸量を増大させ、複式呼吸を促します。酸素をたくさん取り込むと、血行を促し、新陳代謝が活発にします。大笑いは腹筋や横隔膜を鍛え、内臓マッサージ機能を果たし、老廃物を外に排出します。4.美肌効果
笑いすぎるとほっぺたが痛くなりますね。笑うと、顔や首の筋肉を使います。頬のラインがきれいになります。また、リラックスできているときはお肌の調子も良くなります。今日、何回笑いましたか? 最近、笑顔になっていますか?疲れたなと感じたら、笑顔を心がけてみましょう。きっと楽しい毎日が待っています。