健康ペディア
-
【保存必須】お酢の保存方法
お酢の保存と管理:長く新鮮に保つためのガイド
お酢は家庭での料理に欠かせない調味料であり、その豊かな風味と多用途性は多くの料理に取り入れられています。しかし、お酢を長く新鮮に保つためには、適切な保存と管理が必要です。ここでは、お酢の保存と管理について詳しく解説します。
お酢の基本的な保存方法
冷暗所で保存:
お酢は日光や熱に弱いので、直射日光の当たらない冷暗所で保存することが基本です。高温や光が当たる場所に置くと、お酢の風味や品質が劣化する原因となります。特に夏場など気温が高い時期には、冷蔵庫での保存が推奨されます。
しっかりと密閉する:
お酢の瓶は、使用後にしっかりとキャップを閉めて密閉することが大切です。空気に触れることで酸化が進み、風味が損なわれることがあります。特に、自家製のお酢や開封後のお酢は、密閉容器に移し替えることで長持ちさせることができます。
元の容器で保存:
市販のお酢は、専用の瓶やボトルに入って販売されていることが多いです。これらの容器はお酢の保存に適した素材で作られているため、できるだけ元の容器で保存することが望ましいです。
お酢の劣化を防ぐポイント
賞味期限を確認:
市販のお酢には賞味期限が記載されています。賞味期限を過ぎてもすぐに使えなくなるわけではありませんが、風味や品質が低下する可能性があるため、できるだけ期限内に使用することをおすすめします。
清潔なスプーンを使用:
お酢を取り出す際には、必ず清潔なスプーンや計量カップを使用しましょう。汚れた器具を使うと、お酢の中に雑菌が入る可能性があり、品質の低下を招くことがあります。
温度管理:
お酢は急激な温度変化にも弱いため、保存場所の温度を一定に保つことが重要です。特に冬場の寒冷地では、保存場所の温度が極端に低くならないように注意しましょう。
お酢の種類ごとの保存方法
米酢:
米酢は比較的安定しており、常温での保存が可能です。ただし、高温多湿の場所は避けるようにしましょう。
リンゴ酢:
リンゴ酢は冷蔵保存することで風味を長持ちさせることができます。特に開封後は冷蔵庫での保存をおすすめします。
バルサミコ酢:
バルサミコ酢は高品質なものほど保存状態に気を使う必要があります。直射日光を避け、冷暗所で保存することで風味を保つことができます。
まとめ
お酢の保存と管理は、風味や品質を維持するために欠かせません。
冷暗所での保存、密閉容器の使用、賞味期限の確認、清潔な器具の使用など、基本的なポイントを押さえておけば、お酢を長く新鮮に楽しむことができます。また、種類ごとに適した保存方法を選ぶことで、それぞれの特徴を最大限に引き出すことができるでしょう。
お酢の正しい保存と管理を実践し、毎日の料理に役立ててください。
-
この時期にお酢は必需品
お酢がおすすめの時期は、夏とイメージをする人が多いと思いますが、実は、冬にもお酢はお勧めなんです。
1、疲労回復
これから寒い日が続きます。寒い日が続くと体が冷えきって血行が悪くなり、疲れが溜まりやすくなります。お酢にはクエン酸が含まれているので疲労回復や血行促進に効果があると言われています。温かい飲み物にお酢を加えて、体を温めて疲れを癒しましょう。お酢を温めると多少酸味が飛ぶので、酸味が苦手な人でも飲みやすくなると思います。2、免疫力の向上
これからの時期は風邪やインフルエンザが怖い時期になります。お酢には酢酸やポリフェノールなどが含まれているので、抗菌作用や免疫力向上が期待できます。また、高い抗菌能力は食中毒予防にも有効とされています。3、減塩をサポート
不思議なもので、寒くなると味が濃いものが欲しくなる人がいると思います。それは夏に比べると味覚感度が下がるからと言われています。味が濃くなると塩分摂取量が増える可能性があるので注意しましょう。塩分の取りすぎは生活習慣病に深く関わってきます。お酢は塩味と相性がいいとされるので、お塩の量を少なくして、代わりにお酢を使うと味もぼやけずに減塩のお手伝いにもなります。他にも内臓脂肪の減少を助けたり、血糖値の上昇を緩やかにしたり、高めの血圧を下げる助けになったり、腸内環境を整えたりといろんな効果が期待されます。お酢を一日15ml(おおさじ一杯)を目安に取るようにしましょう。
-
9月の食材
「秋茄子は嫁に食わすな」と言うことわざがあります。一般的には「秋に採れるナスは、とても美味しいので嫁に食べさせるのはもったいない」という意味で使われることが多いようです。でも、本当は「秋のナスは身体を冷やすので、大切な嫁に食べさせるな」という意味との事です。ナスは身体を冷やすので秋になっても食べ続けないようにという注意を促しているんです。
秋の食材は、夏の太陽の恵みを受けて甘みを増した野菜や果物、脂ののった魚などがあり、まさに食欲の秋にぴったりな食材がたくさんあります。旬の食材は美味しいだけではなく、生命力が強く、栄養価が高くなっていて、免疫力を高める働きがあるとされています。
また、旬の食材はその時期にたくさん採れ市場に出回り、価格も安くなります。旬の食材を安く買って、美味しく食べていきましょう!
≪魚介類≫
カツオ(戻り鰹)、秋刀魚、鰯、太刀魚、シラス、鮭、カンパチ、スルメイカ、アサリ、昆布この時期の魚は、産卵のために栄養をたくさん溜め込んで脂がのっているので、とても美味しくなります。焼き魚、刺身などお好みの食べ方で食べましょう。
≪野菜≫
ナス、ゴーヤ、オクラ、かぼちゃ、みょうが、冬瓜、銀杏、里芋、サツマイモ、キノコ類、色合い的には地味な感じはしますが、タウリンやカリウム、ビタミンなどが豊富な食材がいっぱいです。
≪果物≫
梨、栗、ぶどう、無花果、桃、すだち、かぼす、プルーン、キウイ視機能改善作用があるとされるアントシアニン、整腸作用が期待されるソルビトール、疲労回復にもってこいのアスパラギン酸など、旬の果物には栄養がいっぱいです。
これから、インフルエンザウイルスやRSウイルス、ノロウイルスなど怖いウイルスが活発化する季節を迎えます。旬の食材を上手に取り入れて、ウイルスに負けない身体を作っていきましょう!
by シャンプー
-
GWはワインを飲んでみよう♪
いつの間にか、4月も終盤に近づき、あともう少しでゴールデンウィークがやってきますね。
ゴールデンウィーク中は、日頃なかなか出来ない事をやってみようと思っている方も、きっと多いはず。私は、日頃まったく飲まない、お酒を飲んでみようと思っています。
せっかくなので、飲んで身体に良いものを!と思い、今回は、ワインと健康に関してお伝えします。
ワインはポリフェノールの含有量が多いので、適量であればワインを飲むと健康にも良いと健康番組などでも取り上げられますよね。
でも、ワインに含まれるポリフェノールってそもそも何?と疑問をもたれている方も多いのでは。
ポリフェノールとは、植物が紫外線の酸化ダメージから種子を守るために、葉や皮や果肉に含む色成分で、8000種類以上もあると言われています。
ポリフェノールと聞くと、赤ワインの原料となるブドウやブルーベリーなどの濃い紫色の色素を持つフルーツを思い浮かべる方も多いと思いますが、これはアントシアニンと言ってポリフェノールのうちの1つです。
中でも、赤ワインのポリフェノールの含有量が高い理由は、ブドウに含まれるポリフェノールの多さと、赤ワインの醸造法にあります。
ブドウは、果皮にアントシアニン、レスベラトロール、タンニンがあり、種子にプロアントシアニジン、カテキン、タンニン、ケルセチン、果肉にアントシアニン、果梗にタンニンとカテキンが含まれています。
赤ワインを醸造する際、果皮と種子と果肉と果梗(除梗する場合もあります)をすべて破砕してからタンクに漬け込んで果皮などから抽出される色素を果汁に移します。このときたくさんのポリフェノールが果汁に溶け込むから、赤ワインのポリフェノールの含有量が高くなるんです。
ワインのポリフェノールの効能は、ワインを飲む人間の体にとってうれしい作用をたくさんあります。
タンニンは、悪玉菌を減らす働きがあり下痢止めにも効果があります。更に、抗酸化作用を持ち老化防止や発がん抑制の効果もあるといわれています。
最近注目を集めているのが、ポリフェノールの一種であるレスベラトロール。
このレスベラトロールは、抗酸化物質でストレスへの耐性効果が強く、運動機能向上の効果が期待できるとされていて、夢の長寿薬かも!!!と注目を集めていたりします。
しかし!そんなうれしい効果がたくさんあるタンニンなんですが、実は摂りすぎると鉄分不足を招くおそれもあるんです。
タンニンは鉄イオンと結びつく性質があり、タンニンを摂り過ぎることで、体内でタンニンが鉄の吸収を妨げて、貧血を誘発する原因となることもあります。
何事も適量ですね。ワインは1日1~2杯が理想的な量ですが、私は、お猪口くらいごく少量から、はじめる事にしたいと思います。
最後に折角なので、ワインに合うお肉を1つご紹介します。
それは・・・ラム肉!
BBQテイストのラムチョップなんて、最高です!
普段食べているお肉の種類の中で、最も体を温めるといわれているラム肉。ガツンとパンチのあるスパイスを加えて一口パクリ。続いて赤ワインを一口ゴックン。想像しただけでヨダレが・・・。
皆さんもぜひ試してください!
By,CoCo
-
紫外線と上手におつきあい
桜の季節も終わり、初夏の足音が聞こえてくる今日この頃です。
街中では、そろそろ日傘や紫外線防止の手袋を使う人の姿も見かけるようになりました。これから1年で最も紫外線の強い季節がやってきます。悪役扱いですが、紫外線(特にUV-B)は私たちの体に必要なものです。
皮膚がUV-Bを浴びると、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの生成が盛んになります。安眠、ストレス軽減等精神の安定に役立ってくれます。また、体内でビタミンDが作られます。
ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、骨の形成に役立ちます。そして、ビタミンDは、食物だけからでは必要量の半分しか摂取できません。UV-Bの力を借りて皮膚の下で作る必要がありますが、UV-Bは屋内までは届きません。
ここで日光浴の出番です。浴びすぎは体に悪い紫外線ですが、上手にお付き合いしましょう。
① 時刻は出来れば、正午前後まで。(午後は紫外線量が多くなります。)
② 木陰で10分程度でも効果は期待できます。
③ 乾燥・敏感肌の方は手のひらで日光を受けてみて下さい。
④ ガラス越しの日光浴は、皮膚の老化を促進するUV-Aを多量に透し、浴びたいUV-Bをほぼ完全に遮断してしまいます。おすすめしません。
⑥ 日焼け止めを使用した場合、その種類によってはUV-Bの吸収率は、5%まで低下するといわれます。日光浴のときは、日焼け止めは必要最小限にとどめ、後でお肌をケアしてあげることをおすすめします。
⑦ 毎日の食生活も気をつけましょう。せっかく日光浴しても栄養が不足したり、バランスがとれていないと心身の健康は得られません。
旬の食材を基本に、塩分・糖分・脂質の摂りすぎに注意しましょう。
by はっちゃん